2011/03/29
歯周病は予防できます


歯周病は歯周ポケット内の歯垢や歯石が直接の原因でアゴ骨を溶かしたり、歯肉に炎症を起こす病気です。
歯医者は歯周病がどれくらい進んでいるかを、アゴ骨の溶け具合、歯周ポケットの深さ、
歯の動揺度、歯肉の状態などから総合的に判断します。

歯周病は自覚症状がなく進行する場合が多いです。
歯医者に行って、歯周病が結構進行してると言われてショックを受ける患者さんも少なくありません。
しかし決してあきらめないでください。

1.ブラッシングや歯間ブラシをよくやることで、歯と歯肉の境目に歯垢や歯石をつけないようにし、歯肉の血行をよくする。

2.半年に一度はなんともなくても歯医者に行って、歯垢や歯石をとる。

3.規則正しい生活をして体の抵抗力を落とさない。（十分な睡眠、規則正しい食事）

この3つを習慣づけられることで歯周病はかなり予防できます。
さらに歯周病の進行もかなり抑えることができます。

かなり進んでしまった歯周病の場合は、外科的な手術や歯を連結固定して歯の動きを止める等の
処置が必要になってきますが、そういう処置が必要な方も、上記の3つを今日からぜひ実行してください。
功を奏すると歯の動揺が少なくなったり、歯肉の炎症も軽減します。  

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