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スマイル歯科医院 の日記

神経をとったのに歯が痛いのはなぜ?

2011.03.01

歯医者で歯の神経を麻酔をしてとったのに、麻酔がさめてからその歯がずっと痛いという
経験をされた方はいらっしゃいませんか?
「歯の神経をとったはずなのに、まだ歯が痛いなんて信じられない!」
と歯医者に対して不信感を抱く患者さんもいらっしゃいます。

歯の神経は太い神経とそのまわりの枝葉の細かい神経からなっています。

歯医者は、太い神経を針のようなリーマーという器具でからめてとります。
しかし、細かい枝葉の神経は、リーマーでは完全にとりきれない場合があります。
そういったケースでは、神経の入っていた管(根管:こんかん)の中に薬を入れて
枝葉の神経を殺す場合があります。

神経をリーマーでとる作業や根管内に薬を入れることで、根の先を刺激してしまう場合があるのです。

また、細かい枝葉の神経が薬で死んでいく間は、痛みがでる場合があります。

神経をとった後の痛みは、普通は困るような痛みにはなりません。
3日間ほどでほとんどが改善します。

まれに痛みが改善せずにもっと痛くなる場合がありますが、その場合は根管内に入れた
薬の刺激が強すぎることが考えられますので、この薬をはずす場合があります。

太い神経は完全にとれていて、細かい枝葉の神経も完全に死んでるのに、咬むと痛い、
叩くとひびくという症状が残る場合があります。
これは歯の神経が感じている痛みではありません。

歯の根っこは歯根膜というクッションを介してアゴ骨に植わってます。
この歯根膜が過敏になると咬むと痛い、叩くとひびくという症状がでます。
神経の治療や神経の炎症が原因で歯根膜が過敏になることがあります。
この場合、長い場合は一カ月ほど症状が続くことがありますが、やがて症状はなくなります。
 

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