スマイル歯科医院 の日記
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神経をとると歯はどうなる?
2011.01.26
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神経を歯医者でとったけど、その歯は他の歯と比べて何が違ってくるのか、
疑問に思ったことはありませんか?
●神経をとった歯は弱くなります。
神経をとるときに歯に穴を開けて、針のようなもの(リーマー)で神経をとります。
そのとき、歯に栄養を与えている血管も壊していまいますので、
神経をとった歯には栄養がいきにくくなります。
その結果歯の色が灰色になってきて、もろくなります。
神経をとった歯は、弱くなってますので、歯の中に芯を入れ、全部被せる方がいいです。
●しみなくなります
神経はしみるという感覚を担ってます。
神経をとると、冷たいもの、熱いもの、甘いものにしみるという感覚がなくなります。
神経をとった歯が虫歯になっても、しみるという感覚がありませんので、
知らない間に虫歯が進行するということもあり得ます。
●歯触り、咬みごたえはあります。
神経をとっても、歯触りや咬みごたえはあります。
歯触りや咬みごたえは、根っこの周りについてる歯根膜の中にセンサーがあり、
このセンサーがどのくらいの力で咬んだかを検出し、脳に知らせています。
神経をとっても、歯を抜かない限りは、歯根膜がありますので、
歯触りや咬みごたえを感じることができます。