スマイル歯科医院 の日記
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口全体が写るレントゲン:パノラマ
2010.12.20
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口全体が写るレントゲン(パノラマ)を歯科医院で撮ったことがありますか? パノラマを撮ると、外から見ただけでは分からない中の様子を知ることができます。
顎の骨の様子、根の先に病巣がないか、歯と歯の間に虫歯がないか、埋まっている親知らずがないかなどです。 歯周病は顎の骨が細菌によって溶ける病気です。歯周病の進行具合は、外から歯肉の状態を見ただけでは分かりません。パノラマを撮ってみると、顎の骨が結構溶けてるという患者さんもちょくちょくみられます。 パノラマを一度撮っておくと、1年くらいは何かあってもそのレントゲン写真で歯医者は対応することができます。いちいち小さいレントゲンをそのつど撮るといった手間がはぶけます。 30歳以上の方は、できれば1年に一度パノラマを撮ることをお勧めします。 レントゲンを撮るとすごい被爆をするのではないか?と心配される患者さんがいらっしゃいますが、歯科のレントゲンを年に数回撮るくらいなら、全く心配いりません。
ただし妊娠初期の方は、レントゲン撮影はやめておいた方がいいです。