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スマイル歯科医院 の日記

歯はのびてくる場合があります

2011.01.10

歯は、相手の歯と咬んでない状態で、長期間放置しているとのびてくる性質があります。

具体的に言いますと、上の第一大臼歯があるのに、下の第一大臼歯がないと、上の第一大臼歯は下にのびてきます。
下の歯がないところにブリッジ等を入れようとしても、上の歯がのびてきてるため、ブリッジ等を入れるスペースが確保できず、入れることができない場合があります。
このような場合は、しょうがないのでのびてきた上の歯を削って、下の歯にブリッジ等が入るスペースを確保する必要があります。
沢山削らないとダメな場合は、神経があるとその歯がしみたり、痛みがでたりするので、その歯の神経をとらねばなりません。

被せ物がとれたまま、長い間放置しておきますと、相手の歯と咬んでない状態になるので、上下の歯がのびてきます。
その結果、被せ物がとれてるのに、上下の歯が咬んでいる状態になります。
この場合は新たに取れた歯に新しい被せ物を入れようとしても、スペースがなくて入りません。
取れた歯をさらに削って、スペースを作ってからでないと新しい被せ物が入りません。
しかし、こうして入れた被せ物は歯の高さが低いので取れやすいです。
それを防ぐにはやはりのびてきた歯を削るようになります。

歯を抜いた場合や被せ物がとれた場合は、長期間放置しないで、歯がのびてこないうちに、治療しましょう。

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