スマイル歯科医院 の日記
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歯周病の人こそ半年に一度は定期健診を
2011.01.08
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歯科治療が終わっても、半年に一度は定期健診に歯科医院へ行きましょう。
特に歯周病の人は必ず行ってください。
患者さんには口をすっぱくして言っているのですが、なかなか半年に一度定期的に歯科医院にいらっしゃる患者さんは少ないです。
歯周病は歯垢が直接の原因でアゴ骨が溶けてなくなり、歯肉に炎症が起こる病気です。
半年に一度来院されていると、歯周病の進行を防ぐことはできるのですが、3年ぶりとか4年ぶりの来院ですと、すでに手遅れになってしまってることが多いです。
歯が動いてきたのなら、隣接の歯と連結固定することで動きを止めることができますし、歯周ポケットが深くて、しょっちゅう歯肉が腫れるのなら、外科的に歯肉の手術をすることで改善できます。
しかし、アゴ骨がほとんど溶けてなくなってしまって、歯がかろうじて歯肉とひっついているだけの状態になってしまいますと、もう手のほどこしようがありません。
歯を抜くしか方法がなくなってしまいます。
こうならないためにも、歯周病の人は必ず半年に一度は、歯科医院に定期健診に行ってください。
半年に一度歯石をとるだけでも、歯周病の予防効果がすごくあります。